Uterine cancer子宮がん検診について
子宮がんは、子宮体がんと子宮頚がんに大別されます。子宮体部とはお腹の中で赤ちゃんを育てる部分のことで、子宮頸部とは子宮の入口周辺の部分のことです。また、子宮頸部はリンパ管や血管の出入口でもあり、常に子宮体部を支えています。子宮がんのうち約80%が子宮頸がんであるため、子宮がんの早期発見には、子宮がん検診の受診が重要になります。
子宮細胞診
子宮の中の細胞を採取し、顕微鏡でがん細胞が含まれていないかを観察します。検査では痛みを感じることなく、時間もかけずに行うことができます。当院では専門医が細胞採取を担当するため、正確な検査を行うことができます。
子宮超音波検査
体内を画像で確認できる超音波画像装置を使って検査を行います。基本的に、超音波は硬いものに当たると反発する特徴があります。痛みが生じず、放射線を発するX線も使用しないため、子宮部に使用しても影響がないと考えられています。子宮超音波検査では、がんだけでなく子宮筋腫の検査や、子宮の健康状態をチェックするためにも実施されます。
Uterine cancer子宮頸がん検診
(受診は2年度に1回)
対象(年度末3月31日時点の年齢)
- 20歳以上女性
費用
個別
- 市内指定医療機関で受診する場合…2,300円
集団
- 保健センター等、市内指定会場での受診する場合…1,400円
検査項目
- 子宮頸部細胞診