胃がんの症状に発熱はある?がんと発熱の関係性について解説します

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胃がんの症状に発熱はある?がんと発熱の関係性について解説します

「1日1回以上、37.8℃以上の発熱がある」「発熱が2週間以上続く」「感染症の疑いがない」などの症状が続く際には、進行したがんに多く見られる「腫瘍熱」の可能性も否定できません。

がん患者さんの発熱では、腫瘍熱と感染症によるものとの見極めが重要になります。「寒気」「ふるえ」「痰がでる」などの症状は、感染症の疑いが高いため、早急に医療機関を受診しましょう。

この記事では、がんと発熱の関係性について解説します。患者さん本人はもちろん、ケアを行う家族の方も参考にしてください。

「柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック」は、内視鏡検査に力を入れているクリニックです。当グループでは年間2万件の内視鏡検査に対応しています。

経験豊富な内視鏡専門医は、オリンパス社の内視鏡システム『EVIS X1』を使用し、特殊な光や画像処理を駆使しながら、レントゲンなどでは確認できない小さな病変を発見しています。

 

柏で胃の検査を受けるなら柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニックへ

「柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック」では、患者さんに可能な限り負担がかからないように、鎮静剤を使用しています。痛みの少ない内視鏡検査を行いますので、他医で痛い思いや辛い思いをされた方も、安心してお任せください。

なお、内視鏡治療後(ポリープ切除後)の合併症に対しては、関連病院で24時間365日対応。連携を図っていますので、素早い対応が必要な時にも安心です。

 

胃がんとは?

胃がんは、日本国内で発症率の高いがんの1つです。胃壁の粘膜に発生しやすく、徐々に粘膜の下層や外側に向かって広がります。

がん細胞が漿膜の外側まで広がると、胃の近くにある「大腸」「横隔膜」「肝臓」などに転移しやすくなります。

胃がんは治らない病気ではありません。内視鏡検査で早期発見・早期治療を行うことが大切です。

 

胃がんで発熱を伴うことはあるか

発熱の症状は、おおよそ70%のがん患者さんに現れます。

細菌が原因となる「感染症」や、腫瘍自体が原因となる「腫瘍熱」があるため、できるだけ同じ時間帯に体温を計り、記録するクセをつけましょう。体温とその時々の症状をメモしておくと、診療時の手がかりになります。

 

がんと発熱について

がん患者さんの発熱には、がんや治療が起因となっているものと、感染症が原因となっているものがあります。

 

治療や病態が原因で起こる発熱

胃がんの治療のために化学療法や放射線療法を受けると、免疫が低下するケースがあります。そのため、治療経過の中で感染し、発熱しやすくなります。発熱した際には、すぐに医療機関を受診し、原因を調べるようにしましょう。

また、「胃がん手術後の感染症」や、「輸血の副反応」でも発熱する場合があります。

感染症による発熱

免疫力が低下すると、身体の中に細菌が侵入しやすくなり、感染症を引き起こします。感染症を起こす菌には、「細菌」「真菌(カビ)」「ウイルス」などがあります。

腫瘍熱

感染症や治療経過によるものではない「不明熱」においては、がん細胞や免疫細胞が作り出す「炎症物質(サイトカイン)」による「腫瘍熱」が原因であることがあります。

発熱の頻度では、「ホジキンリンパ腫」「非ホジキンリンパ腫」が最も多いとされています。

 

腫瘍熱の判断基準とは

腫瘍熱は、発熱期の間に平熱に下がる時期があります。そして、再び発熱を繰り返す「間欠熱」というような発熱の形態を示します。

 

発熱がある場合の対処法

寒気がある時には、部屋を暖かくして、衣類や毛布などで身体を温めましょう。発熱が続くと脱水症状を引き起こしやすくなるため、こまめな水分補給も大切です。

食事は、無理をせず食べられる量だけを摂取し、できれば高タンパク、高エネルギーのもの(アイスクリームなど)を選びましょう。

 

まずは胃がんの早期発見が重要

胃がんは早期発見・早期治療を行うことが重要です。40歳を過ぎると胃がんに罹患する確率が高まる傾向があるため、1年に1回は内視鏡検査を受けるようにしましょう。

また、「お腹が張る」「腹痛」などの気になる症状が続く際も、早めに医療機関を受診しましょう。

 

まとめ

今回は、がんを原因とする発熱について解説しました。発熱した際には小まめに体温を測り、腫瘍熱なのか感染症によるものなのかを判断できるようにしましょう。

「柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡・日帰り手術クリニック」は、柏駅からおおよそ徒歩1分という利便性の良さも魅力の1つです。

また、仕事で忙しい方も来院しやすいように、土曜日・日曜日も内視鏡検査及び診療に対応。WEBにて24時間体制で予約も受け付けていますので、消化器症状にお困りの方はお気軽にご連絡ください。

 

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