Sore throatのどの痛みの原因には
何があるの?
様々な要因によってのどの痛みや違和感が現れます。
例えば、甲状腺の炎症や咽頭炎、感染症による扁桃炎などでも痛みが現れる場合があります。消化管疾患の中では、逆流性食道炎が挙げられます。逆流性食道炎では、胃酸など胃の内容物がのどまで逆に流れ込み、のどに炎症が起きて違和感が現れるようになります。
特に夜寝ている時に逆流を自覚することが多いため、寝つきも悪くなる場合もあります。
Sore throat胃酸が逆流する場合は
どのように対処すればいいの?
胃酸が逆向きに流れることでのどが痛む方は、逆流性食道炎と同じ治療を行うことになります。消化管の動きを改善する消化管運動機能改善薬や胃酸分泌を抑制するお薬を使えば、症状が改善する見込みがあります。
また、食事を摂った後の3時間以内は横にならないようにし、寝る時は上半身を高くするなど、胃酸が食道に逆流しないようにしましょう。
Sore throatのどの痛みが続く場合は?
耳鼻科に相談して問題がないと言われても、のどに違和感があって悩んでいる方は、一度消化器専門外来にご相談ください。胃カメラ検査にてのどや食道の状態をチェックして、胃酸が逆流していないかどうかを確かめます。
当院では、精度の高い内視鏡システムを採用しており、のどや食道の粘膜の状態を直接見て確認しております。 また、当院の胃カメラ検査は鼻から行う経鼻内視鏡検査にも対応しており、のどにできるだけストレスがかからないように配慮しております。
内視鏡検査でも異常が見つからない非びらん性食道逆流症(NERD)などの疾患は、お困りの内容や所見などから的確に判断いたします。
Sore throatのどの痛みは
何科を受診すればいい?
風邪の症状がある場合
内科を受診すべきは、発熱、鼻水、咳、嘔吐、下痢、筋肉痛、頭痛など風邪の症状が現れた時です。また、のどの症状だけの時は耳鼻咽喉科を受診するのがお勧めです。
胃もたれ・胸やけがある場合
お腹の張りや胸痛、胃もたれ、胸やけでお困りの際は逆流症食道炎などの疾患が考えられるため、消化器内科にご相談ください。
吐き気・呼吸苦がある場合
胸やけや痰、咳、吐き気、呼吸苦などの症状でお困りの際は耳鼻咽喉科にご相談ください。逆流性食道炎やアレルギー、ストレスなどの精神的な問題などで咽喉頭異常感症を発症していることがあります。
声を出しにくい場合
声がれする、のどがしみて痛い、声を出しにくいなどでお悩みの場合は耳鼻咽喉科にご相談ください。 がんやポリープの可能性もあるため、症状が続く方は直ちに医療機関へ受診しなければなりません。
首のふくらみや体重が増えた場合
体のだるさや毛が抜ける、肌が乾燥する、顔がむくむ、首がふくらむ、体重が増えるなどでお困りの際は内分泌内科にご相談ください。 何かしらの免疫トラブルによって甲状腺に炎症が起き、橋本病(慢性甲状腺炎)と呼ばれる甲状腺を壊す疾患を発症している可能性があります。